自分は太一といるかさんしか書けないんじゃないかと思うくらいテキストは太一＋いるかさんもしくは太一→→→→→いるかさんしか思いつきません。
咲です。

太一語りなので興味のある方のみ続きからどうぞ。

基本的に、太一は恐ろしいほどのトラウマ持ちだと思っています。
好きなひとを実際に亡くしている（しかも動かしようのない史実）喪失感
こどもの自分では足掻くことさえできないっていう無力さとか
それってたぶん、弟子としてずっとそばにいられた曾良の「深さ」とは違う種類のものなのでは。
そしてそれは、なかなか怖い方向へ育っているのでは。

なんていう考察に基づき、うちの太一は人格破綻者です。

いるかさん至上主義といっても過言ではないほど甘いです。
いるかさんが白と言えば白にするとかってイエスマン的な甘やかし方ではありません。なんというか言葉とか態度とか、「自分はどこの令嬢だ」と思わずツッコミを入れてしまうような感じ。女扱いをするわけではないんですけどね、このあたりなかなか表現がうまくいかないですけれど。
対して、外部に関してはあまり関心がありません。
（関心を持てなかった、というのが正確なところ？）
それを感じさせず、人当たりがいい、やさしいって思わせるのが特技っていう程度にはねこかぶりです。いくつかの例外を除いて損得勘定で行動しています。
うちの現代パラレルに登場する太一は共通の過去を持っています。
Shortの「まだ雨はやまない」です。
ここから、各々のパラレルへと分岐していきます。

その中では破綻の程度が軽度だったり重度だったり、様々です。
例えば先日発行した拙本『それはまるで、光のような。』に登場する太一（＋いるかさん、のち×いるかさん）のShortを今後何本かあげていくつもりですが、彼は結構重めです。このパラレルでの曾良くんから芭蕉さんへの執着は割とライトな方なので、相対的に余計どろどろしく見えるような気がします。
もふもふ妄想している学パラの方があれこれえぐいかもしれません。転生ネタなので余計に。

あー、蕎麦サイトにしようと思っていたのに気がついたら太一といるかさんに侵食されてる！