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本サイト「クリスタルクリア」のブログ。 http://kinsenka.chitosedori.com/
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結局GW明けてからの更新です。

■更新履歴
ワンピに『Heavenly Blue』0-4~9まで追加

もうえらい長いこと掲載がストップしていたものを一区切りつくまで掲載しました。
ここからの本編(!)がありますので、こちらはあるだけざくざく載せてしまうかどうしようか迷っていますが、最早本編から迷子になってしまっていることですしマイペースに完結を目指します。
何年かけて書いてるんだろうなこの話…(笑えない

ちなみに。
今のふたりに関心がないわけではなく、追いかけられないだけです。毎週WJは買っているのですが最早週間のペースでは追いつけず…諸般の事情によりコミックス購入までも踏み切れず。
かなり遡る話になりますが、ホント言うとスリラーバーグ編ラストで滾ったあたりから消化不良を起こしているため、いい加減お腹壊しそうです。。。
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こんばんは、咲です。

ちょっと荒んでいるのでべったべたな蕎麦が読みたくてたまりませぬ…
ウワァァァン!まあ自分で描いてるのは太入だけどな!!<原稿

そういえば、気がつくと10000Hitしていて非常に驚きました。
敢えて気にしないように下のほうに設置しておりましたので余計に。
何かお礼に…とソムソムしておりますが、どうしよう(´・ω・`)
とりあえず通常の更新からしようねって話ですよね!ごめんなさい!
明後日から(もう明日か)地元へ戻るのですが、PCは持って帰らないもので、それまでに何か更新したいところでございます。

ううう、蕎麦ー、蕎麦ー
更新がしょんぼりサイトで申し訳ありません…。

続きから拍手おへんじです。
なんだかガー!っといろいろ降りてきた(湧いてきた)ので昨日今日でネーム1本仕上げました。
ネタとしては日和出版社シリーズ(現代パラレル)で、原稿に起こして、もう一回くらいヒヨンリ出てぇということで、今年の夏、8月のモンゴリアンチョップ!7合わせで頑張ろうと。
(6も行けなかったしな…)

で、原稿やろうとしたら消しゴム見つからないとかな…どんだけだよ…
最近のらくがきは専ら書き味のよいボールペンでぐりぐりやっていたため、気づかなんだ。

自分で自分が信じられない一方、なんだかサブキャラ扱いで何気なく出したうさみちゃん、クマ吉、ニャン美ちゃん妄想が止まらなくてちょっと更に自分が信じられなくてふいた。

3人は幼なじみでうさみちゃんは高卒で就職、ガンガン仕事できちゃうのでトントン昇進。クマ吉とニャン美ちゃんは大卒就職で、前者はぶっちゃけトークがウケる編集(勿論ストーカー)で後者は秘書課のいもこの上司。就職してから3人再会。よくね。
でいろいろ考えてたら、うさみちゃんとクマ吉のカプに目覚めてもうだめだ私と思った。
馴れ初め話のあらすじまではできた。これ書く?書くの??それとも描くの。
クマ吉は確かにニャン美ちゃん好きなんだよー!あれは、そう、永遠のアイドルで、見たら追いかけなきゃいけないみたいな刷り込みがあって、ストーカーがライフスタイルみたいな感じで、もうそれはどうしようもないんだけど、うさみちゃんは、クマ吉にとって「放っておけない」んだ。どっちを選ぶとかじゃなくて、相手がどういう存在か、なんだ。
なんかこれでまた描けそう。書けそう。ていうかこれほんとさ、どこまで広がるんだ…



あ、ペン介くん忘れてた
そいつは、嗚咽が止まらない俺に全身でしがみついてぎゅうぎゅう締め付けながら、泣かないで、と言った。

「ぼくがいるから」
「ぼくはいなくならないから」
「だいじょうぶ」

もうひとりになんかしないから。

今思えばよくわからないその言葉だけがあの数日のなかで唯一鮮明な、そして温度を持っているもので。
残念ながら、どんな顔して言われたのかとか、細かい状況等は全く覚えていないけれど。

そしてその言葉どおり、以来そいつはずっと俺のそばにいる。

□■□■□   ■

ふつりと意識が浮上し、耳に届いたのは電車の音と鳥の声。ワンテンポ遅れて、今が朝で、自分が目覚めたことを把握する。
ベッドの上、自分の傍らに無造作に転がっている携帯の画面に触れると、設定したアラームが鳴るまであと4分と微妙な時間であることがわかり、ぼすんと枕に突っ伏した。
いつもはアラームが鳴っても気づかず寝ているほどの自分が自然に目覚めるのは本当に珍しい。
土台、昨日はなかなか寝付けなかったのだ。至極、個人的な事情により。

「いるかさーん、おきたー?」

慣れた声と一緒に、とたとたと廊下を歩く音。一度ぎゅっと目を瞑ってから、入鹿はタオルケットに包まったまま叫んだ。

「まーーーだーーーー」
「それ明らかに起きてるよね!」

突っ込みに次いで、部屋の引き戸が開いたスパンという音が飛んでくる。

「もう」

気配がベッドに近付き、入鹿以外の体重が掛かる。ギシリと寝台が鳴く。貧弱。

「入鹿さん、朝。」
「うん」
「おはよ」

おはよう。
タオルケットから顔を出すと、ニコリと笑う青年の顔があった。

岡山太一。

入鹿よりちょうど10上の、過去幼馴染だった人。
現在の肩書きは多分、保護者。

「ごはんたべよっか」
「おう」

先に下りてるよと告げて自分に向けられた背をぼんやり眺める。
これを、俺は何年追いかけてきたかなあと入鹿はふと考えた。
いち、に、さん。

(今日、俺は19になるから、おなじだけか)

だって、自分が自分という存在に気づいたその時からもう太一はそばにいたのだ。本当のきょうだいじゃないことを知ったときに驚くくらいには、もうずっと、ずっと一緒だった。

(…おかしいなあ)

今日は毎年来る特別な日だった。
もう5年以上前に入鹿の家族がこの世界からいなくなった日。
引き換えに、太一が保護者になった日。
そして、約束をくれた日。
でも、それは「毎年恒例の」と言っていい程度の日だった筈だ。少なくとも、入鹿にとっては。

(…俺、何かしたかな)

相変わらず頭がはっきりとしない。

『明日が終わったら、別々に暮らそっか』

昨夜、太一が言ったその言葉がどうしても頭から離れない。
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